取り返しがつかなくなる前に知っておこう。ウイルス感染する5ルート!!

ウイルス感染あなたのパソコンのウイルス対策はバッチリですか?

コンピュータウイルスは、どうにかしてパソコンを感染させようと、日々進化し、より巧妙な手口になってきています。そんな私たちが自衛のために出来ること。

それは、セキュリティー対策を最新のものにし、対策をとること。

そして、もうひとつは、どのようにコンピュータウィルスに感染してしまうのかを知ることです。

ウイルスがどのようにしてパソコンに感染するのか、という知識があると、危険にさらされる確率がぐっと下がります。

今回は5つの主な感染経路を紹介していきます!

 

メールによる感染

ウイルス感染 メール

「あれ、なんだこのメール……懇意にしている銀行から緊急のメールが入っているぞ……なにやら深刻そうな内容だ!この添付ファイルに詳しい資料が乗っているんだな。開いてみよう。」

例えば、このように、あたかも重要そうなメールを装ってウイルスに感染させようとしてきます。

昔はメール添付型ウイルスは、不特定多数を対象としたものが流行していました。明らかに怪しいメールが送られてきても開かない人が多かったでしょう。そこで最近は知り合いや、取引のある企業からのメールを装っています。個人をターゲットにして情報を抜き出そうとウイルスを送ってくるのです。

また、添付ファイルだけでなく、メール本文にあるURLをクリックさせることで感染させるものもあります。

知らない人からのメールはもちろん知り合いからのメールにも用心しましょう。

 

ネットワークによる感染

ウイルス感染 ネットワーク

会社のネットワークに繋がれたパソコンや、家庭内で繋がっている複数台のパソコンなどは、一台がウイルスに感染すると、ネットワークを介してほかのパソコンにもウイルスが感染することがあります。

一台が感染してしまったことが分かった場合、ネットワークケーブルを抜いて、無線LANもオフにして、ネットワークとの接続を遮断するなど迅速な対処をしたいところです。

 

外部記憶媒体による感染

ウイルス感染 外部

パソコンに接続する機器には用心が必要です。

例えば、USBなどにウイルスの実行ファイルが入っていると、パソコンに繋いだ時にウイルスに感染してしまいます。USBやDVDの貸し借りは行わないようにしましょう。

また、持ち主のわからないUSBは差し込まさないほうがいいでしょう。

最近はスマートフォンをパソコンで充電することも多いと思いますが、ウイルスに感染した疑いのあるスマートフォンもパソコンには繋いではいけません。

まず、スマートフォンに怪しいアプリをダウンロードしないことも大事です。

 

インターネットの利用による感染

ウイルス感染 インターネット

悪意のあるサイトにアクセスするだけで、ウイルスファイルを自動的にダウンロードさせられ、感染してしまうことがあります。特に出会い系やアダルトサイトには注意が必要です。

また、面白そうなゲームや便利な計算ソフトなどと謳って、私たちにとって魅力的な名前で宣伝し、そのファイルをダウンロードさせることでウイルスに感染させようとする場合もあります。

 

ファイル交換ソフトによる感染

ウイルス感染 ファイル交換ソフト

ファイル共有サイトを利用することでウイルス感染することがあります。

ニュースでもファイル共有ソフトから感染し情報流出、とよく取り上げられていましたね。

ファイル共有サイトでは不特定多数のパソコンがネットワークに繋がっているので、ネットワークを経由しウイルス感染することがあります。

また、ウイルスに感染したファイルをダウンロードし、感染する危険性もあります。

 

【まとめ】

ウイルスに感染したファイルをダウンロードしたとしても、ファイル自体が安全なもののように偽装されていることもあるため、ウイルスに感染したことに気が付かないまま過ごしてしまう……なんてことも考えられます。

気づかず感染した人はインターネット等を介して悪意なく他のパソコンをどんどん感染させてしまいます。

ウイルススキャンを定期的に行うと良いでしょう。

コンピュータウイルスは多様化し、私たちのパソコンを狙っていますが、ウイルスが怖いからと言って、インターネットやメールを利用しないことは難しいと思います。

最新のセキュリティ対策をしっかり取り、ウイルスに感染する危険のある行為は出来るだけ避けてくださいね!