なんだか最近パソコンの動作がおかしい……、あのアプリを入れた後からだなぁ……どうしよう!?
備えあれば憂いなし!そんなときにはシステムを復元してみましょう!パソコンが正常な状態に戻るかもしれません。
でも、パソコンがおかしいと思った時、システムを復元しようと思っても、復元ポイントの設定が終わっていなければ復元はできません。パソコンが正常だった時点に“復元ポイント”が設定されていなければ、復元を実行することはできないのです。
まだ復元ポイントの設定をしていない方は、とても簡単なので、ぜひ設定しておきましょう。
Windows7の場合
Windows7ではパソコン購入時からシステムの復元設定は有効となっています。
自動的に復元ポイントが作成されている状態です。一回無効にしてしまったという方や、新たに復元ポイントを作成したいという方は以下の手順で復元ポイントを作成しましょう。
スタートからコンピュータを右クリック→プロパティ
システムが表示される→画面左側に表示されている項目からシステムの保護をクリック
システムのプロパティが表示される→保護設定の欄の中から復元したい任意のドライブを有効にする→構成をクリック
システムの保護対象が表示される→システムの設定とファイルの以前のバージョンを復元する、を選択する→OKをクリック
システムのプロパティ画面が再度表示される→作成、をクリック
復元ポイントの作成画面が表示される→自分がわかりやすいタイトルをつける→作成、をクリック
復元ポイントを作成しています、とメッセージが表示される
しばらくすると、復元ポイントは正常に作成されました。というメッセージが表示される→閉じる、をクリック
Windows7の復元設定は以上です。
Windows8/8.1の場合
8/8.1では購入時からシステム復元の設定は有効になっており、自動で復元ポイントが作成される設定になっています。
手動で復元ポイントを作成する手順は以下の通りです。
WindowsキーとXキーを同時に押す→一覧からシステムをクリック
システムが表示される→左側の一覧からシステムの保護をクリック
システムのプロパティが表示される→システムの保護タブ→作成をクリック
復元ポイントの作成、が表示される→任意の文を入力→作成、をクリック
(作成が有効になっていない場合は有効にする必要があります。手順は7とほぼ同じで、システムのプロパティ→システムの保護タブ→任意のドライブを選択→構成→システムの保護対象が表示される→システムの保護を有効にする、を選択する→OKをクリック→再起動)
復元ポイントを作成しています、とメッセージが表示される
しばらくすると、復元ポイントは正常に作成されました。というメッセージが表示される→閉じる、をクリック
Windows8/8.1の復元設定は以上です。
Windows10の場合
タスクバー左下の『WebとWindowsの検索』窓に復元ポイントと入力→復元ポイントの作成、をクリック
システムのプロパティ画面が表示される→システムの保護
復元ポイントを作成するにはその前にドライブを選択して[構成]をクリックし、保護を有効にしてください。とのこと。
保護設定の欄の中から復元したい任意のドライブを有効にする→構成をクリック
システム保護対象という画像が表示される→システムの保護を選択→OKをクリック
システムのプロパティ画面が再度表示される→作成をクリック
復元ポイントの作成画面が表示される→自分がわかりやすい名前をつける→作成、をクリック
復元ポイントを作成しています、とメッセージが表示される
しばらくすると、復元ポイントは正常に作成されました。というメッセージが表示される→閉じる、をクリック
Windows10の復元ポイントの設定は以上です。
【まとめ】
手順をざっと見てみたけどやっぱり、復元ポイントの作成なんて、ややこしそう……できる自信がないと諦めている方、構えている方がまだいるかもしれません。でも実際やってみるとあっという間に終わります。復元ポイントを作るのはOSに関わらず簡単な作業です。5分程度の工程です。いざという時に慌てない為にも、復元ポイントの作成をしておきましょう!
注意:
システムの復元を行っても削除してしまったデータは復活しません。
システムの復元をしても問題が解決しない場合もあります。