あなたも狙われているかも!?ランサムウエア「Bad Rabbit」

先日、2017年10月24日、新たなランサムウエア「Bad Rabbit」の感染により、ロシアやウクライナなどの地域を中心に、公共交通機関やメディア、政府機関に影響が出ていると報道されているニュースが流れています。

ESET社の研究者によると、今回のランサムウエアは前回も話題になった「Petya」の亜種であると言われており、Adobe Flash のインストーラに偽装し、Mimikatz などの攻撃ツールをインストールして感染を広げる特徴があるようです。

今回のランサムウェアの騒動でも日本は狙われている可能性があるんです！

皆さんが会社で使用しているパソコンやご自宅で使われているパソコンも狙われているってことです！

パソコンだけでなくスマホでも同じです。

今回はランサムウェアの内容となぜ感染するのか？、ウィルスに感染しないようにするにはどうしたらいいかの方法を教えます！

そもそもランサムウェアって何？？

ランサムウェアは、「Ransom（身代金）」と「Software（ソフトウェア）」を組み合わせて作られた言葉です。

感染したパソコン全体に制限をかけ、その制限の解除と引き換えに金銭を要求する挙動から、このような不正プログラムをランサムウェアと呼んでいます。

どういうことかちょっと理解しにくいですよね。

では刑事ドラマで考えてみてください。

犯人に大事な子供が人質に捕らわれました。

大事な我が子を返して欲しければ引き換えとして犯人がお金を要求してくる事と同じことです。

人のパソコンを人質にして、大事なファイルを返して欲しければお金を支払えという事です。

パソコンやスマートフォンに入っている大事な音楽や写真、SNS（Facebook,instagramなど）の情報が犯人に捕らわれるという事です。

お金を支払えば返ってくるのかというと大事なデータが返ってこない場合がほとんどだったりします。

一番よくある感染はメールです。ランサムウェアは役に立ちそうな、または重要そうな添付ファイル（緊急の請求書、面白そうな記事、銀行を装った案内状）のふりをしています。この添付ファイルを開くと、コンピューターが感染してしまいます。

あとは、スマートフォンからダウンロードした無料のアプリから感染する場合もあります。

そうですよね。大きくは3つの対策をすれば防ぐことはできます。

パソコンやスマートフォンにはソフトの不具合を直したり、今回のようにファイルを狙うウィルスから守るためにセキュリティを強くするため日々、Microsoftやスマートフォンを作っている会社が新しいプログラムを無料で提供しています。

今回のウィルスでMicrosoft からウィルス対策の修正プログラムが提供されています。

その提供されるプログラムは、Windows Updateという機能から受け取ることが出来ます。

Windows Updateのやり方は最後に説明しますね。

皆さんのパソコンやスマートフォンを購入されたら販売してる人が、「セキュリティソフトを入れておいた方がいいですよ」と言われて勝手に入っている方が多いかと思います。

ウィルス対策のソフトも最新の状態にしてください。

※ウィルス対策ソフトは、たくさんの種類があるのでパソコンやスマホに入っているメーカーのサイトや取扱説明書で確認してください

今回のランサムウェアの感染には細工されたメールのファイルを開かせる等の方法があると言われています。

もし、入れてない方はウィルスに感染しやすくなっているので要注意ですよ！

では最後にパソコン、スマートフォンを最新の状態に保つための方法をお伝えしますね。