パソコンが壊れたら……考えるのも恐ろしい話です
しかしパソコンは十数年と使えるものではありません。
割と短いスパンで壊れる消耗品です。パソコンには寿命がありますし、精密機械なのでとてもデリケートです。
昨日まで普通に、調子よく使えていたのに……なんて頭を抱えたことがある人も多いのではないでしょうか?
しかし、どのような原因でパソコンが壊れてしまうのか知っているのといないのとでは、パソコンの寿命は違ってきます。
そこで、今回は5つの主な故障原因を紹介していきます。故障原因を頭に入れてレッツロングPCライフ!
熱による故障
3Dソフト等の複雑な処理をしている時、パソコンを触ると熱くなっているのがわかります。
それに加えて夏場に室温が高くなったりすると、パソコンの冷却機能だけでは追いつかなくて、パソコンがいきなり終了することがあります。熱がこもってパソコンが落ちる、熱暴走という現象です。
この熱暴走を繰り返していると、パソコンの寿命を縮めます。
夏場はエアコンの効いた部屋でパソコンを使用しましょう。エアコンの電気代も痛いですが、パソコンの買い替え代も痛いです。
また、パソコン内部に埃が溜まるのも、よくありません。ファンに埃が纏わりついていたりすると、パソコンの冷却機能が弱くなってパソコン内部の温度が上昇しやすくなります。
エアダスター等を活用して日々、パソコンを埃から守ってあげましょう。
他には、外部から冷やす道具を使うのもひとつの手です。熱が気になるときはパソコンの下から風を送り込む冷却台などを使用すると良いでしょう。
水没による故障
水没。恐ろしい言葉です。
お茶やジュースを飲みながらパソコンを触る方も多いと思いますが、パソコンはとても水に弱いです。
デスクトップパソコンならうっかりコップが倒れてもキーボードだけの被害で済むかもしれませんが、ノートパソコンの場合は特に注意が必要です。
ディスプレイ、キーボード、本体が一つになっているので、重症になりやすいのです。
もしも濡らしてしまったら、丁寧に水分を拭き取ってください。
電源が付いて起動するようなら、すぐにバックアップを取ることをお勧めします。
今は動いても、明日は動かないかもしれませんからね……
糖分や塩分が含まれた液体を豪快にこぼしてしまった場合にはパソコンの分解をして、内部の水分を綺麗にふき取った方が良いでしょう。
内部が腐食してしまう可能性があります。
雷による故障(過電流)
近くに落雷があると高電圧が発生し、過電流(雷サージ)が流れ、家電に影響を及ぼすことがあります。
パソコンもその過電流の影響で壊れてしまいます。過電流の瞬間にパソコンの電源を消していたとしても、パソコンへの影響は多大なものです。
残念ながら雷による故障はメーカーの保証外のことが多いので、自衛が大切になってきます。
雷が鳴ったなぁ、と思ったらコンセントを抜いてしまうのが一番確実です。雷対策機能付きのコンセントなども販売しているので、差し替えておくと、留守の時などに少しは安心できます。
衝撃による故障
ノートパソコンの場合は普段から持ち歩いている方も多いと思います。
パソコンは衝撃に弱いので、何か固い物にぶつかってしまうと、故障してしまうことがあります。
移動時もケースに入れるなどして保護をしましょう。まちがっても裸のまま鞄に入れないでくださいね!
また、稼働中にうっかりパソコンを落としてしまうと、その衝撃で回っているハードディスクが傷ついて壊れてしまいます。
稼働中はデリケートなので、特に気を付けましょう。
ハードディスク(HDD)の故障
ハードディスクは繊細でとても壊れやすいです。運が悪ければ1年ほどで、普通に使って5年前後で壊れてしまうと認識しておいてください。
いつも持ち歩くノートパソコンなら尚更壊れやすいものと考えましょう。
大切なデータは、ハードディスクだけに保存しないで、バックアップを取ることが大切になってきます。
【まとめ】
以上、主な故障原因5つを紹介してきました。
寿命ならまだしも、水没や雷などが原因となってパソコン買い替える、なんて泣くに泣けませんよね。
パソコンはガンガン買い換える主義です!という人もいるかもしれませんが、出来るだけ長く使いたいなぁという人は、故障原因を頭に入れて、パソコンの寿命を延ばしましょう!