突然ですが、メールのバックアップは取っていますか?
もしも急にパソコンが壊れてしまったら、大切なメールやアドレス帳が無くなってしまうかも……心配ですよね。
パソコンが急に壊れた時の為にバックアップを取りたい!もうすぐパソコンを買い換える予定があるのでバックアップを取りたい!という方に向けて、新しいパソコンでスムーズにメールを再開できるように以下3つのメールについて方法を紹介します。
【サンダーバード/outlook/windows10のメール】
Thunderbird
Thunderbirdのメール、アドレス帳、パスワード、個人設定、メールフィルタ、アドオンなどの全てのデータは、「プロファイル」というフォルダにまとめて保存されています。プロファイルはランダムな文字で「〇〇〇〇〇.default」という名前が付いています。
%APPDATA%\Thunderbird\Profiles
上記をコピーして
スタート→コンピュータ→エクスプローラーを開きます
→エクスプローラーのURLに %APPDATA%\Thunderbird\Profiles
を貼り付けEnter
→「〇〇〇〇〇.default」というファイルがThunderbirdのプロファイルです
→外部メディアにコピーします
→次に、新しいパソコンのThunderbirdの環境でThunderbirdのプロファイルを開き、「△△△△△.default」というファイルがある同じ場所に「〇〇〇〇〇.default」をコピーしましょう
→「△△△△△.default」の名前を「△△△△△.default.bk」と変更しましょう
→「〇〇〇〇〇.default」の名前を「△△△△△.default」に変更します。(※プロファイルフォルダの名前が違うとThunderbirdは起動しないので、確実に同じフォルダ名にするために、手打ちではなくコピーして名前を変更しましょう)
→Thunderbirdを起動して、以前と同じ環境でしようできるか確認しましょう
Outlook
POP または IMAP アカウントがある場合、個人用フォルダ(.pst) ファイルにデータは既に格納されています。
(POP および IMAP アカウントのメール、予定表、連絡先、およびタスク情報)
このファイルをコピーすればバックアップを取ることができます。
新しいコンピューターで Outlook をセットアップする必要がある場合は、古いパソコンからコピーした.pstフォルダで、メールアカウントをセットアップします。
そうすれば新しいパソコンで今まで通り、メールを使うことができます。
.pstフォルダは初期設定では以下に保存されています。
C:\Users\ユーザー名\Documents\Outlook ファイル\○○.pst
Outlookを開きます→ファイルから「開く / エクスポート」をクリックします。
→「インポート / エクスポート」をクリック
→「インポート / エクスポート ウィザード」が表示されます
→「ファイルにエクスポート」をクリック
→「次へ」ボタンをクリック
→「ファイルのエクスポート」が表示されます。「Outlook データ ファイル (.pst)」をクリック
→「次へ」ボタンをクリック
→「Outlook データ ファイルのエクスポート」が表示されます。「エクスポートするフォルダー」の一覧から、バックアップするアカウントをクリック
→「サブフォルダーを含む」にチェックがあることを確認します。
チェックがない場合は、 「サブフォルダーを含む」をクリックし、チェックを付けます
→「次へ」ボタンをクリック
→「参照」ボタンをクリック
→「Outlook データ ファイルを開く」が表示されます。個人用フォルダーファイルをバックアップする場所を開きます
→「ファイル名」欄に、任意のファイル名を入力します。初期設定の状態では、「backup」と入力されています
→「OK」ボタンをクリック
→「完了」ボタンをクリック
→「パスワードの追加(オプション)」が表示された場合は、空欄のまま、「OK」ボタンをクリック(表示されない場合は、次の手順に進みます。)
→個人用フォルダーファイルの保存が開始されます。完了するまで、しばらく待ちます
→バックアップされたファイルを新しい環境にコピーしましょう
Windows10のメール
Windows10に標準搭載されている「メール」アプリは、ThunderbirdやOutlookと違い、バックアップを取る必要がありません。
Web上のサーバーと同期されているからです。新しいパソコンで同期し直して、「メール」を利用しましょう。
ただし、メールアプリ内では初期設定時、メールの履歴は過去3か月以内のものしか保存されません。過去のものを閲覧したい時にはブラウザを使って、お使いのメールサービスにアクセスして閲覧しましょう。
【まとめ】
以上、3つのメールのバックアップ方法を紹介してきました。
いかがでしたか?難しそう思えるかもしれませんが、以外に簡単ですから、
これを機にバックアップを取ってみましょう。
これでいざという時も安心です!