皆さんはファイルの共有やバックアップはどうされていますか?
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オンラインストレージ とは!?
そもそもオンラインストレージって何!?って方へ簡単に説明します。
オンラインストレージとは、インターネット上でファイルやドキュメントなどのデータを記憶・保管しておける(記憶・保管用の場所を貸し出す)サービスです。厳密には違いますが、一般的にクラウドストレージ(cloud storage)と同義で使われています。
例えば、メールなどで写真やファイルの容量が大きすぎて送れなかったことはありませんか?そんな時はオンラインストレージサービスを利用して、共有の場所を作りそのURLのみをメールすることで、送り先の人がその共有場所を閲覧することができます。
他にも、別の場所でExcelやWordなどを共有閲覧し、さらにそれぞれの場所で直接編集できるものもあります。
パソコンの容量を考え単純にバックアップとして使っていらっしゃる方もいるでしょう。
このように場所を選ばず、ネットに接続さえしていれば閲覧・共有・編集を行えてしまう大変便利なサービスなのです。
オンライン(クラウド)ストレージサービスを初めて知った方も、現在利用されている方も、自分に合ったサービスを見つけてみましょう。
では、早速定番のサービスをご紹介させていただきます。
オンラインストレージと言えば!定番のDropbox
フォルダを作り入れるだけで同期するので簡単に共有ができます。今やパソコン(WindowsやMac)だけでなくスマホ(iPhoneやAndroid)からも管理ができ、標準でインストールされているスマホも少なくないでしょう。Excel などのオンライン編集ができるOffice OnlineやGmailといった他社サービスとの連携も積極的に導入しており、共有、写真の自動アップロードなど思いつく機能はほぼほぼ網羅している。
提供元 | 無料の容量 | 有料プラン | PC | オフィス機能 | |||
ドロップボックス | 5GB | 50GB
(170円/月) |
Windows | Mac OS | Word | Excel | Powerpoint |
Vista以降 | 10.9.0以降 | ◯ | ◯ | ◯ | |||
スマホアプリ | フォルダー共有 | ||||||
iOS | Android | ◯ | |||||
◯ | ◯ |
Microsoftが提供しているサービスで、最新のWindowsにはプリインストールされている機種もありますね。Microsoftアカウントがあれば、すぐに利用することができます。こちらもiPhoneやAndroid、Macでもファイルを共有できます。何と言っても同社の「Office Online」との連携が最大の魅力でしょう。日常的に「Word」、「Excel」、「Power point」などオフィス製品を利用しているWindowsユーザーには、最初の選択肢であることは間違いないでしょう。
提供元 | 無料の容量 | 有料プラン | PC | オフィス機能 | |||
OneDrive | 2GB | 1TB
(1200円+税/月) |
Windows | Mac OS | Word | Excel | Powerpoint |
XP以降 | 10.6.8以降 | △1 | △1 | △1 | |||
スマホアプリ | △1・・・Office Onlineとの連携 | ||||||
iOS | Android | フォルダー共有 | |||||
◯ | ◯ | ◯ |
言わずと知れたGoogleが提供しているサービス。
Gmail、Google+、Googleフォトなど様々なGoogleサービスと連携させることができます。Googleアカウントをお持ちであればすぐに使用可能なので手軽さは一番かもしれません。さらに今回紹介する中で無料プランでの容量15GBと一番多いのも魅力(2016/09時点 ※容量はGoogleドライブだけでなく、Gmail・Google+ フォトなどと共用)。
さすがGoogle、保存した画像やファイルのデータ検索レベルは高いです。
提供元 | 無料の容量 | 有料プラン | PC | オフィス機能 | |||
Google Drive | 15GB | 100GB
(1.99米ドル/月) (9.99米ドル/月) (99.99米ドル/月) (199.99米ドル/月) (299.99米ドル/月) |
Windows | Mac OS | Word | Excel | Powerpoint |
XP以降 | 10.7以降 | ◯ | ◯ | ◯ | |||
スマホアプリ | フォルダー共有 | ||||||
iOS | Android | ◯ | |||||
◯ | ◯ |
今や日本最大を誇るウェサイト販売サイトAmazon.comが提供する個人向けのサービスです。
他のサービスとは異なり、共有機能や自動同期機能はなく、純粋にクラウド上にデータを保管しブラウザまたはスマートフォンアプリから利用することになります。機能面を求める人には不向きかもしれませんが、「Amazon MP3」で曲を購入した場合、Amazon Drive上に容量は反映されずに登録でき、手軽に購入した曲にアクセスできるところ、Kindle Fire、Kindle Fire HDといったAmazonが販売する電子ブックデバイスでの利用も可能というメリットがあります。上記をよく利用する人にとっては他を圧倒するほど優秀なのが人気の理由のひとつでしょう。
提供元 | 無料の容量 | 有料プラン | PC | オフィス機能 | |||
Amazon Drive | ー | ・プライム会員
5GB (3,900円/年)
(13,800円/年) |
Windows | Mac OS | Word | Excel | Powerpoint |
Vista以降 | 10.8以降 | × | × | × | |||
スマホアプリ | フォルダー共有 | ||||||
iOS | Android | × | |||||
△2 | △2 | ||||||
△2・・・管理アプリ必須 |
※無料プランのあったAmazon Cloud Driveは2016年7月に終了してしまいました…
アップルユーザーならこれ一択!?
最後に、Mac・iPhoneにはおなじみのiCloudのストレージサービスです。今までのiCloudはデータを保存するのみでしたが、iCroud Driveは前述のDropboxやOneDriveのようにフォルダやファイルに直接アクセスでき、共有同期することができます。アップル専用かと思いきやWindows、Androidでも使いやすくなっていますので、他のサービスに引けを取りません。とはいえ、やはりiPhoneやiPad、Macを使っている方に特にオススメだと言えますので、まだの方は是非チェックしてみてください。
提供元 | 無料の容量 | 有料プラン | PC | オフィス機能 | |||
iCloud Drive | 5GB | 50GB
(130円/月) (400円/月) (1300円/月) |
Windows | Mac OS | Word | Excel | Powerpoint |
7以降 | 10.10以降 | ◯ | ◯ | ◯ | |||
スマホアプリ | フォルダー共有 | ||||||
iOS | Android | ◯ | |||||
◯ | × |
以上になります。
比較表も掲載しておきますね。
※クリックで拡大します。
◆最後に・・・ちょっとした注意点とデメリット
今回は
【オンラインストレージはどれがいいの?】定番オススメ&比較 5選を紹介させていただきました。
便利な機能ばかりを挙げていきましたが、デメリットやリスクもその裏に考えられます。日に日に利用者が増えているので、無料プランの廃止や容量の減少、一定期間のログインを条件にアカウント削除、はたまた利用者が少なくなれば逆にサービスの終了、など大事なデータがいきなり消えてしまう可能性が・・・。他にも、容易に想像できると思いますが、データはオンライン上なのです。セキュリティ面でもリスクがゼロではないことを認識しておかなければいけません。
このサービスは本当に便利です!そして今や数多く存在します。その中でいろいろな意味での安定性・安全性を考えて選んでいかなければいけませんね。今回、有名所を挙げたのもそのためです!
では今回はこの辺で。
ご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
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