名前を付けたら愛着がわいてしまうかもしれません。
みなさんExcelで表を作っていますか?
私は仕事柄Excelを使う事も多いのでなにかと表を作る事が多いです。
そして、Excelで表を作っているとつくづく思うのが、Excelってすごい便利!!
使っている時、使い方を教えている時、本当にExcelって便利だなーって思います。
ぜひみなさんにもこの便利過ぎるソフトExcelをすでに使える人はもっといろんな方法で、まだ使い方を知らない方は勉強をして使い方を知ってほしいです。
そこで今回は、Excelのアピールを兼ねてExcelをさらに便利に使ってもらえる機能を紹介したいと思います。
名前を付けよう
Excelには、セルと呼ばれる1つずつの四角い入れ物があります。
このセルに数字や文字を入れてデータとして計算させたり表示したりします。
そして、セルには1つ1つ元々名前が付いています。
その位置の「行」と「列」をアルファベットと数字で表した名前です。
A1やB5と言った名前です。
非常に機械的な名前を付けられています。
このセル1つ1つに名前を付ける事も可能ですが、
さすがにこれはちょっと大変ですし、1つ1つはちょっと便利でも無くなる可能性もあるので
今回は、セルを範囲選択した場合、
例えば、
A1:C10のように間に「:」を含めた場合この範囲に対して名前を付けてあげることにします。
やり方も非常に簡単なのでぜひ付けてあげて下さい。
命名をしよう
1.まずは名前を付けたい範囲を選択します。
今回は講座別に名前を付けたいと思います。
C4:C16を範囲選択します。
すると画面の左上の方に最初に選択したセルの名前が表示されています。
ここが名前ボックスです。
ここが現在の名前なのでここに考えた名前を付けます。
私は、Excel基本と名前を付けました。
後はこの繰り返しで範囲選択し、また名前を付けて行きます。
これで名前を付ける事が出来ました。
名前を呼んでみよう。
では早速、付けた名前を呼んでみましょ。
選択範囲を解除した状態で同じく画面の左上の名前ボックスを見てみて下さい。
そこに▼があると思います。クリックしてあげるとさっきつけた名前が表示されています。
あとは、呼びたい名前をクリックするだけで呼べます。
名前を呼んであげると、名前の選択範囲が表示されます。
これでわざわざ同じ範囲をもう一度範囲選択する必要が無くなります。
呼ぶだけで範囲指定してくれるとは、なかなかかわいいやつです。
出会いがあれば別れもあります。
名前も付けて愛着もわきましたが、別れの時は突然来ます。
表の内容が変わったり少し項目などを追加すれば範囲選択を変更したり、
以前に使っていた範囲が必要無くなったりする事もあります。
メニュバーの「数式」→「名前の管理」で現在付けている名前のリストが出てきます。
そこに削除ボタンがあります。
お別れをする名前を選択した後に「削除」を押すと削除する事が出来ます。
しかし、
削除しなくても名前を変更と選択範囲の変更をすることも出来ます。
名前を変えたい名前を選択し、編集ボタンをクリックすると違う名前に変更する事が出来ます。
範囲選択も変えたい名前を選択すると、ダイアログの下に現在の範囲選択が表示されます。
範囲選択の右側のボタンをクリックする事で範囲選択をやり直す事が出来るので、新しい範囲を指定します。
これで作った名前を削除する必要が無くなります。
以上、いかがでしたでしょうか。
Excelで名前を付けるだけで作業も早くなり、Excelの表自体にも愛着がわき今まで以上に作業が早くなる事は間違いありません。
Excelは本当に便利でまだまだ知ればもっと便利な機能がありますので、またこちらで紹介して行きたいと思います。
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